熱海観光

よく眠れたような眠れないような、朝の食事を運んでいる音が聞こえたりして、起きたり眠ったりの繰り返しで朝を迎える。異様に寒かったのもある。暖房付けっぱなしの方が良かったか。
朝も部屋食なので、寝坊はできないという強制力もあったな。
出発の支度を整え、熱海駅まで徒歩で向かいながらの観光。
といってもマリンスパあたみと、マリンビーチ、恋人の聖地、お宮の松を見て駅へ。
1時間ちょっとぐらいの旅程。
駅到着後、ご当地では有名と思われるMOA美術館へ。
Musium of Artなのか、Mokichi Okada Associationなのかよくわからんが、誰も触れていないのはなぜだろうか。
尾形光琳紅白梅図屏風が有名で、バスで15分ぐらいの山登りしたところにある。
行きは徒歩では厳しいな。
熱海市街と相模湾初島を展望できる立地にある素晴らしいところだが、入場料が1600円とは意外に高い。その分施設は立派で、高級感ただようものが感じられる。
ボランティアスタッフが案内するみたいな掲示があったが、どこまでボランティアなのだろうか。
芸術関係には非常に疎い夫婦が、古美術品を見ても当然理解不能で、雰囲気を味わうことにする。
帰りに駅前で海鮮丼を食べようとするが、店員の対応が非常に悪い。
店に入っても案内なし、席についても目もくれず、あげくの果てに注文内容がわからないと、飲食店をどれだけ経営しているのか疑いたくもなるが、そこは観光地仕様なのかもしれん。


全体的に過去のなごりを引きずりすぎて、オフシーズンではイマイチに感じる。
高齢化・老朽化している感が否めず、都会のサービスに慣れてしまった若い世代のリピートはないように感じる街であった。
夏はまた違うのかもしれんが、もう少し時代に適用した改善が起こるのを期待したい。