ハネムーン(ローマ観光・帰国)

現実を忘れるハネムーンも最後の日。
夜、ローマ発なので、ローマ市内を観光できる時間もあり素晴らしい。
終日自由行動は今回が初。
ローマ市内も小さいもので、ほとんど徒歩で観光名所をわたり歩き。


ポポロ広場を経由して、映画「ローマの休日」での撮影で使われたスペイン広場へ。
映画で使われたものの、噴水と階段がある風景で、物珍しさはあまりないかな。
それから、定番の真実の口へ。
教会の横にある、普通のオブジェみたいな感じでした。
どうして有名なのかはよくわかりませんが、姿・形がよかったのかもしれません。
ひたすら歩きまくりでサンタマリアマッジョーレ大聖堂へ。
キリスト教文化は相変わらずですが、有名どころということで往訪。


坂道が多いローマ市内を横断し、パンテオンへ。
これはすごい建物です。古い石を積み上げて宮殿の形をしたまま残っているのがすごい。
高い・大きい作りをできる技術があったのが信じられないですね。
パンテオン近くのナヴォーレ広場は噴水が工事中で、今回はハズレでした。
最後に、ローマ市内を一望できる、サンタンジェロ城へ。
昔ながらの石造り城内を散策。
どういうふうに寝泊まりしていたのか、また戦はどうやってたのか謎が残りますが、固い石畳を歩くのは作れますよね。靴も満足にない時代だったらどうしてだんだろうとホントに思います。
それでも何とかしていたのが人間だろうと思うと、叡智ははかり知れませんね。
我が国は石畳や建物に使える石もなかったので、土の上を草鞋で十分だったのやもしれません。


最後にバールでカフェラテを飲んで、ハネムーンは終了。
フィウミチーノ空港(レオナルドダビンチ空港)から日本航空直行便で帰国。
行きと違って、混んでて寝てもすぐ起きるし、疲れはたまってるしで何とか帰国です。
ビジネスクラスは未だ未経験ですが、海外旅行は疲れないようにしないと、面白みが半減するかもしれません。
それぐらいの経済力をつけねばなりませんで、早くなんとかしたいですね。


成田離婚もなく、無事に帰国できてよかった。
レジャー以外でまともに観光した旅行だったのもいい体験でした。
旅行代理店を使った方が、海外での負担が本当に軽減されます。
その代り高い旅行代金がかかりますが、時間を失うよりはいいかもしれません。
そうやって成り立っているんだろうなと思います。
海外は高い消費税を課し、観光客はこれを100%負担するので国の政策としてはいいと思います。
我が国に外国人をお呼びし、お金を置いて行ってもらう。
高齢化社会・人口減少に対処する一つの方法ではなかろうか。
輸出でものを売るのも一つだけど、そもそも円を買ってもらう、我が国の良さを再認識してもらうというのもアリだと思いました。
ただ、その中で自分は何ができるだろうか、いや、何をすべきだろうかと改めて考えさせられたハネムーンでした。
目先は嫁さんを最も大事にしなくては何も始まらないということは忘れないように。